ベースパッキンを2枚重ねに戻しました。

改良ライブディオのエンジン特性は非常にトルクフルでかつ、

結構静かで速く優等生です。

ノーマルスクーターとは、相手にならない次元の違う走りなので

このまま通勤の足でよかったんですよ。

でも、おもしろくないのですよねw。飽きただけかも知れませんが...


やはり2サイクルらしい方が魅力的です。じゃじゃ馬がいいかなw

てことで、ベースパッキンを2枚重ねに戻しました。

当然パワーバンドは高速寄りになるのですが、違いを知りたいので、

他の部分は、そのままの状態で組み込み。

前回2枚重ねの時は、傷だらけのピストンでしたが、高速域のパワーは

半端じゃなかったので楽しみです。

MJもそのまま(110番)ですが、ジェットニードルの段数だけ真ん中にしました。

圧縮が0.7kg/cm2ぐらい下がったので、異常燃焼もマシになるかも知れません。


組み上げて一発目の驚き!

以前から薄々感じつつ、他の要素もありボアアップすると漠然とうるさくなると

書いていました。

でも、その後ベースパッキン1枚にするとそんなにうるさいとは思わなくなり、

慣れてきたのかなとも思っていました。

これなら高回転まで使えそうと考えてたんですよ。

しかし、今回は断言できます。

デイトナのこのエンジン、ベースパッキン1枚と2枚だと確実に2枚の方が

うるさいです。アイドリング時点でも十分違いが分かります。

まぁ、チャンバー交換しているバイクに比べれば静かなもんですが。



さて、試乗を始めます。

低速側は平地だと、8.5gx6個のWRでも問題ないです。

7000rpm以下だとパワーも無いのですが、トルクカムの助けで直ぐに8000rpmぐらい

まで上がるのでスムーズに走ります。

しかし、6000rpm台で上り坂にアクセルを開けても、回転が上がるのが前回に

比べて少し遅いので、若干かったるいです。

パワーのおいしい9000rpmあたりにあるはずなんですが、今回の仕様では

変速終了後以外の加速中だとなかなか到達しません。

もう少しWRを軽くしようかと思います。


綿密な計測はしていませんが、いつもの通り道で同じように走ってみると、

目印までの平地での加速は、1枚重ねよりわずかに速いです。

体感的には、前回のトルクフルな方が速く感じるのですが、速度の伸びが違います。

高速域は、まだ試していません。なのでMJのセッティングは現在暫定的なものです。





今回は、WR変更するついでに、ファイナルギア周りを開けてみました。

実は以前ライブディオZXのクラッチを使う為に、シャフト交換で一度開けている

のですが、ライブディオのグレード、年式などによってギア比が違うという情報を

交換した後に知りました。

しかし、再度開けるのが面倒だったので今までほったらかし状態でした。

↓左が現在付けている物、右がライブディオZXから取り出した物です。

結論から言うと、同じでしたw

全部のギア数を数えてみましたが、まったく同じでした。




折角開けたので、綺麗に掃除しました。ん〜サッパリ




WRは、7.5g x 6個に変更しました。

ますます、以前のように騒々しくなっていく我が愛車w

発進する力が激しいです。ダッシュ力が格段に上がりましたね。

上り坂のかったるさも無くなりました。

今回のMAXエンジン回転数は、9590rpmです。

恐怖心と戦いながら、かなり全開状態を維持、でも異常燃焼の兆候は無かったので

これでいいかな?

もう少しMJを絞れば、もっと回りそうです。



今回は↓下赤坂城跡へ行ってきました。大阪で唯一の村です。

千早赤阪村立中学校の中?を通過しているような細い道を通ったので

不安になりながらも到着。

強烈に急な上り坂でしたが、騒々しいエンジンで快調に登れました。






しかし、よく回るエンジンだw

調子こいて翌日またまた全開してきました。

新記録達成です!! その内壊してしまう予感...(^_^;









もぉ・どうにも止まらない♪

最高速は、どれぐらいでるのだろう?

という、素朴な疑問が(欲望がw)押さえ切れなくなってきた。

そんな年じゃないだろうというツッコミが聞こえてきそうです(爆

単なる自己満足に過ぎない無駄な事をやってみます。


現在の方法だと、最高速近辺でもトルクカムが効いています。

最高速付近は、ほぼ直結になってもらわないと困ります。

なぜ、こんなにトルクカムが効いているかというと、

ご存知の方もおられると思いますが、能書きしときます。

ZXのプーリーボスを取り付けている為、ドライブフェイスが手前に

移動しています。当然ベルトも手前に移動しているので、トルクカム側の

フェイスに偏った力が働き、トルクカムを強烈に効かす事ができます。

重めのWRでも、加速をよくできます。

実際現状では、6000rpm前後の定速状態でも、アクセル開くと

8000rpm以上すぐ回りだします。

ただ、最高速付近にこれがおきると、パワーロスになっているのと、

安定してトップギアにはいってない状態になるので、好ましくなさそうです。


で、以下の方法をテスト中です。

↓何をやっているのかというと、プーリーを最大に開いた状態で、ベルトが絡まるかやっているところです。



ライブディオZXのボスを入れた状態で、ベルトが空回りするぐらい加工できました。

以前のようにプーリー側を削ってベルトを落とし込むのを、もっと推し進めた状態です。

↓この後もう少し削りました。



元のライブディオのボスに戻してみました。

完全には落とし込めていませんが、結構削るの大変なので、とりあえずここまで。

ドライブフェイスをキックギアの厚みが違うので元のライブディオ用に戻します。

アッ!セルのギアの軸削ったけど元に戻せないぞ。

でも、ギアの噛み合わせの幅に余裕がありそうなので、追加したワッシャだけ

抜いて組み付けました。



さて、試乗です。

うわぁ〜 加速がヘロヘロだ。なんとも以前に比べてモッサリしている。

スタートは、ベルトが落としこめていない分スローなのはしかたないが、

定速走行中に、アクセル開いていてもエンジン回転は7000rpm台で変速する為、

よい子になってしまった。峠に入ると、コーナーの脱出が苦しい。

WRをもっと軽くして出直しですな。

という事で、WRを6.5x6個に変更予定です。






ある部分を加工してライブディオのボスでも、完全にベルトを落とし込みました。

えげつない方法なので、紹介できませんw

WRを6.5x6個にして、MJ105番に絞りました。

今回からオイルポンプも絞っています。

出足は完全に回復しました。始動一発目は、うかつにアクセル開けられません。

なんとか、キックダウンで8000rpmまで行くようになったので、再加速もよくなりました。

でも、もう少しWRを軽くしてみたいもんです。が、持っていないんだなぁ...。



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