オイルポンプは構造上、ポンプ内にオイルが満たされていなければ作動しません。
空気を送り込むようになっていないからです。
オイルポンプを交換した時や、オイルを使い切った時、エア抜きをしなければいけません。
ライブディオのオイルポンプには、エア抜き用のネジがありません。
これがあれば簡単なのですが、無いので原始的な方法でエアを抜かなければなりません。
具体的な方法は以下を参考にしてください。(自己流です)
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1 |
オイルポンプを取り付けずに、オイルタンクからのホースを接続する。
オイルがこぼれてもいいように、ウエスを用意。
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オイルポンプをさかさまに向けて、シャフトを引き抜く。
このときひねりながら抜くとやりやすいです。
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シャフトを引き抜くとオイルが噴出してきますので、慌てずに。
ポンプ内にオイルが充填されたらシャフトを元に戻してください。
すると、オイルはそれ以上出てこないので、ウエスでふき取りポンプを取り付けます。
差し込んでいるだけなので、しっかり確認しましょう。
多少オイルがケース内に入っても大丈夫です。
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4 |
ケーブル、キャブへのホースなどを取り付けて、オイルポンプの位置合わせを確認します。
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5 |
オイルポンプから、キャブにオイルが到達するまでは、オイル無しでエンジンを動かす事になるので、50:1ぐらいの割合でガソリンにオイルを混ぜます。
(もし、オイルポンプが正常に動作しない場合の保険にもなります。)
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6 |
しばらく走って、混合オイルになっているので今までより白煙が多くなるなどの現象がでれば大丈夫でしょう。
気になる人は、キャブ側のオイルのホースを外してオイルが来ているか確認してみましょう。
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オイルの銘柄を変える為、ポンプのホースを外して古いオイルを抜き取った時なども注意してください。
必ず、ホースを外した状態で新しいオイルを入れてポンプの所までオイルが到達した状態でホースを繋ぎましょう。
先にホースを繋いでしまうと、エアが入っているので、しばらくするとポンプにエアが入ってしまいます。
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