復活させよう
せっかくポート加工やりだしたんで、そのままチューンして行こうと思ってたんだけど、ライブディオ用デイトナのスーパードラッグビッグボアの焼き付いたものが手に入りました。


結構逝ってます。

ピストンリングが癒着していて、はずすのが大変でした。裏側も同じように逝ってます。

ピストンピンが蒼黒いので原因は別としてかなりオーバーヒートしてたようです。

ピストンの傷をペーパーで引っかかりないように削っていきます。

シリンダの方は3箇所のみやばそうな傷があるので、かるく耐水ペーパーで修復。

シリンダ側はあまり削らないようにしましょう。

ついでに掃気ポートの入り口加工。排気ポートは磨きあげちゃいました。


ピストンにペーパーを当てながら、不安になってきました。

どう考えても、ピストンは交換の領域なんだけど、実験の為このまま組んでみることにする。

大丈夫かな....ピストンリングもペーパーで修正...w



でも、とっても不安なので、タコメータを買ってしまった。

デイトナのデジタル式なのだが、乾電池使用に配線を改造して、

簡単に取り外しできるように。

だって、とてもじゃないが普段つけたままにしてたら盗まれるだろうw

プラグコードに配線を巻きつけるだけで計測できる優れもの^^

↓のように置いてテスト走行してます。

あと選んだ理由は、時計ついてるし、最高回転数を記憶できるみたい。

気軽に取り付けれるのが最高。

一度セッティングでたら、普段はいらないからね。


プラグがノーマルじゃなく別な物を指定されているんだが、中古なので付いていない。

買いに行くの面倒だなぁと思って工具箱をゴソゴソ。

ありました、熱価が8番じゃなく9番ですが大丈夫でしょう。

このプラグはそもそも昔カートをやっていた頃に買っておいていたものです。

レース出場時に使う為にと奮発してレーシングプラグです。

なんかもったいないですが、もう使う事もないから、いいか。

かぶらすと、即死んじゃうプラグなんで気をつけなくては。



オイルポンプも自作増量加工して、取り付け。理論上は増強されているはず。

でも、自信が無いので混合ガソリンももちろん併用^^;

オイルポンプについては、もっと深くやっていこうと思います。
こちらにページ作りました。



さぁーて、エンジン始動!!

あ〜... 

なんか異音がする。

とりあえず走ってみるか。

走っているうちに、異音が消えていくというか、慣れてきたのか。

その代わり昔乗ってたKH250のようなスワップ音が聞こえる。

てか、例えが古すぎるか(爆




20Kmほど5800rpm以下でのんびり走ってみたが、大丈夫のようなので、テスト開始。

デジタルメーター見ながら走るのが結構おもしろい。

アクセル開けたり閉じたりして遊んでしまった。

スタート時、5000rpm以上も回ってるとは知らなかったよ。



パワーバンドが7200rpmあたりから来るみたいなのだが、滅多に入らない。

入ったら速いのだが、入らないと永遠に入らないので物凄く遅い。(当たり前か)

WRは今8.5gx6なので、7.5gx6に変更する。

そこそこ走るようになった。もっと軽い方がよさそう。

最高速は相変わらず計っていないけど、もう純正メーターは役に立たないです。

目盛りの無い端に針がへばりついています。



WRを7.5gx3、6.5gx3に変更する。

45Kmあたりからパワーバンド突入。いきなり加速するので、ボーっとアクセル開けたままだと

びっくりしてしてしまう。

低中速域がかったるいので、WRはもう少し軽い方がよさそうだ。

速度が65km?超えたあたりから、エンジン回転数が、7800rpmから一気に7500rpmに落ちる。

あまり気持ちの良いものではないなぁ。

原因はWR?トルクカム?プーリー?トルクカムのとこにあるバネレート?ガス薄い?

そのうち、調べてみよう。

      ↑トルクカムを変えたら、上記の症状は無くなりました。



いつもの登り坂は、60kmまで出るのでとっても満足。

これで、車にベタ付けされずに済みます。

キャブセッティングはどうかなと思って、走行後プラグを見ると真っ白になっている。

メインジェット現在100番なのだが、これ以上大きなものは持ってない。

必殺ドリル加工開始。

以前使用してたノーマルメインジェットを1.2mmのドリルで拡張。

たぶん、120番ぐらいになっているかも。


...やっぱり、でかすぎました。ボコついて坂を登りません。

おかげで、押して戻るハメに...

とりあえず、100番に戻して、このまま一週間走るか。



ここまでの、感想としては、ボアアップすると吸気音と排気音が図太くなり、

結構うるさくなります。ちょっと恥ずかしいですね。


焼き付いたエンジンでも、丁寧に修復すれば使える状態までいけますね。

駅まで乗るだけなら、細かなセッティングはまだですが、十分パワフルで言うこと無し。

もちろん、本来のパワーはでていないと思いますが...。






ここでやめときたいのだけど、本来のパワーってどれぐらいだろう?と変な好奇心が...



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